撮影中に取材しようにも、松平はほとんどしゃべらない。取材陣もこれにはお手上げだった。だが、そんな筆者らを気の毒に思ったのか、松平自ら「撮影が終わってから、夜、六本木のお店に来てください。そこで僕の素顔が分かりますよ」と言ってくれた。その夜に会った松平は、酒が入ると別人のように饒舌になった。しかも、ときにオネエ言葉を使う。一緒にいて分かったが、彼はホモだった。だから、Nさんとは同棲というより、彼女に部屋を提供していた関係だったのだ。その松平が元宝塚のトップスターの大地真央と結婚すると聞いたときは、真っ先に"偽装結婚"だと疑った。女性とのセックスに興味がない松平と大地の結婚生活が成立するとは思えなかったのだ。2人は、10年以上にわたって"仮面夫婦"を演じ続け、03年に離婚した。翌年、松平は『暴れん坊将軍』で共演したことがある友里さんと再会、すぐに再婚した。松平の性的嗜好を知るだけに、これも"偽装結婚"にならなければいいがと危惧したが、05年に長男が誕生、松平の子煩悩ぶりを見て、ホッとした。しかし、松平は仕事を理由に家を空けるというスタンスは変わらなかったようだ。友里さんは同居した母親の看病と子育てに没頭することで、寂しさを紛らわせていたのかもしれない。松平の現在の性的嗜好は分からない。もちろん、同性愛者を差別するつもりなど毛頭ない。だが、自身のそうした嗜好を押し隠して結婚することで、相手を不幸にすることは許されない。
撮影中に取材しようにも、松平はほとんどしゃべらない。
取材陣もこれにはお手上げだった。
だが、そんな筆者らを気の毒に思ったのか、松平自ら「撮影が終わってから、夜、六本木のお店に来てください。そこで僕の素顔が分かりますよ」と言ってくれた。
その夜に会った松平は、酒が入ると別人のように饒舌になった。
しかも、ときにオネエ言葉を使う。
一緒にいて分かったが、彼はホモだった。
だから、Nさんとは同棲というより、彼女に部屋を提供していた関係だったのだ。
その松平が元宝塚のトップスターの大地真央と結婚すると聞いたときは、真っ先に"偽装結婚"だと疑った。
女性とのセックスに興味がない松平と大地の結婚生活が成立するとは思えなかったのだ。
2人は、10年以上にわたって"仮面夫婦"を演じ続け、03年に離婚した。
翌年、松平は『暴れん坊将軍』で共演したことがある友里さんと再会、すぐに再婚した。
松平の性的嗜好を知るだけに、これも"偽装結婚"にならなければいいがと危惧したが、05年に長男が誕生、松平の子煩悩ぶりを見て、ホッとした。
しかし、松平は仕事を理由に家を空けるというスタンスは変わらなかったようだ。
友里さんは同居した母親の看病と子育てに没頭することで、寂しさを紛らわせていたのかもしれない。
松平の現在の性的嗜好は分からない。
もちろん、同性愛者を差別するつもりなど毛頭ない。
だが、自身のそうした嗜好を押し隠して結婚することで、相手を不幸にすることは許されない。