賃金問題や女子アナのフリー化などで激震の日本テレビに衝撃情報が

90年代、高視聴率を記録した伝説のバラエティ番組『進め！電波少年』（日本テレビ）がレギュラー番組として復活するという話題で持ちきりだ。

「現在、年間視聴率争いでフジテレビに連敗中の日テレが散々悩んだ挙句に投入を検討することになったキラーコンテンツだ。
番組にはいまや文化人となった電波少年でおなじみの【日テレのＴ部長】こと土屋敏男氏は制作に関与しないがスペシャルアドバイザーとしてかなりの権限を持つ予定だとか。
松本人志とビートたけしの新番組【たけしとひとし】を土屋氏が今冬手がけるのも復活への前段階だとか。
基本は若手だけで制作するという。（日テレ関係者談）」

番組タイトルも【進めぇ〜電波青年】が有力候補に挙がっていると言う。
ところが予期せぬ事態に番組関係者が頭を抱えていたのだ。

「『電波〜』と聞いて多くの芸人が尻込みしてしまった。結局、事務所頼みの状況なんです。（同上）」

原因は最近増えてきた高額賞金レースの存在だと言う。
Ｍー１グランプリで優勝すると１千万円。
ソフトバンクが主催していたＳ〜１バトルの月間王者に選ばれると一千万円。
そしてＳ〜１バトル　グランドチャンピオン　２０１０では１億円もの高額賞金が懸賞として上がっていた！

「この事実に多くの若手芸人がヨゴレや体当たり系の企画を嫌がるようになっている。
昔なら、電波少年なら是非にと芸人からアタマを下げたもんだが、いまはアメトーークなどのトーク番組に直ぐ出たがる。
事実、吉本興業など新人育成を担当するマネージャーらは、高額な賞金が出る大会に若手を出場させることに懐疑的だ。（芸能プロ関係者談）」

賞金が、高くなればなるほど努力する芸人が激減すると言うことなのだ。何とも皮肉な時代だ。